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2007年03月31日 (土) | Edit |
お酒を呑んで、普段ならクルマで行く道を歩いて帰宅したのです。
三日月くらいなのに、随分空が明るくて夜道もいい感じに歩ける。
外灯の下を通るたびに自分の影が伸びたり縮んだりするのを見る。

小さい頃、お稽古事の帰り道を思い出します。あのときは自転車でしたが。
ゆっくりと空を見ながら影を見ながら歩きます。距離は二駅分くらいかな。
すれ違うひとも滅多にいません。線路を潜って堤防沿いをひとりきりです。

ひとりきりなんですけどね。ひとりではこうして歩くことも難しいよなと。
例えば今、完全に真っ暗だったら危なくて一歩も踏み出せない訳ですよ。
月明かりや外灯などの光が集まって路面を照らしてるから大丈夫なだけで。

宅地の玄関灯や窓から漏れる明かりなんかも、暗闇を遠ざけてますよね。
勿論、自分たちに必要があるから照明を点けてるってだけなんですがね。
それでもその明かりが全部消えたら、今僕は歩くのに困っちゃうんです。

そー思うと、自然にしろ公共サービスにしろ他者の都合にしろ感謝ですよ。
何だか与えられるばっかりだなぁ。自分は何か返したり出来るんだろうか。
家の照明を点けて周るとかってことじゃなくて、何か出来ないかなぁと。


勝手に感謝して勝手に恩返ししたい気分で浮かんだメロディを曲にしてます。
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